どの州もCOVID-19によって多くの打撃と課題が浮き彫りになった中、2022年度の全米健康財団（United health foundation）の年次レポートによると、ハワイ州はコネチカット州と並び全米で「最もヘルシーな州」第4位に入っていることがわかりました！

ヘルシーと言っても単純に「病気の人が少なく、健康な人が多い」ということではなく、51項目にわたる5つのカテゴリー、社会的・経済的要因、物理的環境・習性、臨床ケアとその後の死亡/回復率によって分析された結果に基づいており、州の特性により、強みと課題の内容は様々です。

例えば、ハワイはほとんどの項目で高評価を得ていますが、中でも精神的に疾患有症者率、複数の慢性疾患をかかえている人の率が低く、運動不足の頻度が低いことがハワイの強みであり、また、見直しが必要な点としては過度な飲酒、経済的困難指数（特に雇用問題、住宅に関わる内容）、一次医療の供給率が低いなどが挙げられています。

空気が綺麗な自然に囲まれた環境で、多くの人がアクティブに過ごしているハワイという場所の特性を考えると容易に想像がつく結果とも言えます。
自然が身近に感じられる環境は現代人のストレス軽減につながる最も有益な環境でもあり、今後も注目していきたいトピックです。

より詳しい内容は、全米健康財団のウェブサイトでご覧いただくことが可能です。（英字サイト）

ちなみに同ランキングの1位はニューハンプシャー州、2位マサチューセッツ州、3位バーモント州がランクインしていて、逆に最も健康状態の悪い州としてはルイジアナ州が選ばれています。